ハタレ(外れ。ねじ曲がるさま、外れるさま、堕落の果て)というのは、野盗盗賊による反政府運動のことで、彼らの横行によってある家では食料を盗まれ、またある家では田畑までもが彼らに奪い取られました。そしてハタレたちが群れ集まって大勢力となり、ついにはクーデターを起こして国家を奪おうとしていました。彼らによって行政は滞り、罪人も捉えることが出来なくなるほど乱れました。
行政が立ちいかなくなることが8代アマカミ、アマテルカミの元に寄せられ、アマテルカミはハタレ討伐の会議を開きました。そしてこの問題を治めるために、問題の原点を考えるべく禊をしました。そして、ハタレを討伐することはどうしても必要なことであるとアマテルカミは決心しました。
ハタレは6つの集団にとなって、アマテルカミの都、伊雑宮に向いました。ハタレの最大の集団はハルナハハミチといい、首謀者はハルナといい、その規模は60万人とされています。
瀧原の地で禊を終えたアマテルカミは、このハタレと二見浦で対峙することとなります。アマテルカミは、ハタレの集団が烏合の衆であることを見抜き、強い信念で立ち向かいました。そしてタチカラヲ(オモイカネの子)がハルナを捕まえることに成功しました。ハルナは、アマテルカミにハタレの乱の真因を白状したことにより許されました。
後にアマテルカミは、二度とこのようなことが起きないことを願い、夫婦岩にマフツの鏡を備え付けました。
この案はアマテルカミの内宮、セオリツヒメ・ホノコによるものでした。
つづく。
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