お稲荷さんと言えば伏見稲荷。稲荷といえば狐。じつはこれもホツマツタエのハタレの乱に関係しているんです。
「その10」でハタレの乱のハルナハハミチについて書きましたが、九州から京都に来てハタレの旗を掲げたキクミチという集団もありました。このキクミチを捕らえる時に使われたのが鼠の油揚げだったのです。キクチミはこの揚げネズミが大好きで、カダノカミがアマテルカミからこの油揚げ授かり、それを投げるとキクミチ一派はそれに群がり捕らえることができたということです。そしてこのキクミチには狐が憑いていまして、命乞いをしてカダノカミの監視下に入る事で罰が許されます。稲荷神と狐はここでつながっているんです。
キクミチは3兄弟でミツキツネと言い、後にこの三兄弟は三狐・三彦と呼ばれ、カダノカミ(稲荷神) の従者となり、配下の狐たちをしてウケミタマ(宇迦之御霊)を守護するようになります。稲荷神社とキツネの関係はここに始まります。
今稲荷大社の御祭神は宇迦之御霊大神(うかのみたまおおかみ)となっていますが(それはそれでいいんですが)、ホツマツタエではウケモチという方です。この方は三代目アマカミ・トヨクンヌの時代に稲作に成功して活躍した方です。その八世代後の子孫がカダノカミ(カダノミコト)です。カダノカミはアマテルカミの時代に、いわゆる農業大臣のような役職を持たれていた方で、このカダノカミの活躍した地域は、京都の伏見稲荷周辺でした。
ここで一つ注意があります。今、「狐」と書きましたが、これは後で当てた漢字で「キツネ」は動物の狐ではありません。「キツネ」のキツはきつ(朽つ)で「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」という意味で、早い話が「劣るもの」という意味と思われます。ですから、お稲荷さんに行っても、キツネはあまり気にしなくてよろしいかと。。。
お稲荷さんで豊穣を司る御祭神はカダノカミ(荷田(糧) の神、カダノミコト)です。
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